関東アセチレン工業株式会社

INTRODUCTION

アセチレンガス製造・充填

アセチレンガス

アセチレンガスはすぐれた可燃性能を持ち、金属の溶接、
溶断の加工になくてはならないガスです。アセチレンガス
は、常温の場合、無色透明の気体であり、純粋なものは
無臭ですが、共存する不純物がある為、特有の臭いが
あります。ガスの比重としては、空気よりも軽く
(0.906)、沸点は-83.8℃、
融点は-80.55℃です。

  • 可燃ガスの中で最も火炎温度が高い
    アセチレン 3300℃
    • メタン
    • プロパン
    • プロピレン
    • エチレン
    • 2780℃
    • 2800℃
    • 2900℃
    • 3000℃
  • 優れた作業性

    すべての溶断ガスの中で最も発熱量があり、着火温度の低 さ(305℃)で点火しやすくなっており、又燃焼範囲が広 い(2.5〜100vol%)ので火炎のコントロールがし易く作 業し易いガスです。

  • 酸素消費量が少ない

    アセチレンガスは、溶断ガスの中で最も酸素の消費量が少 ない。(プロパンガスのおよそ4分の1)酸素消費量が少な いため、酸素容器を使う数を減少させることができます。

原材料

カルシウムカーバイド(化学式CaC2)
炭化カルシウム

カルシウムカーバイドは灰黒色の固体で、これには不純物としてリン化カルシウムや硫黄などが含まれています。この不純物に由来するホスフィンや硫化水素のため、発生したアセチレンガスはわずかな不快臭があリます。アセチレンは、カルシウムカーバイド(CaC2)を水(H2O)と反応させることより得られます。カーバイドを発生器に投入し、水との反応で連続的にアセチレンを発生させ、発生したアセチレンガスは除塵器を通リガスホルダーに一時貯蔵されます。ホルダー内のガスは安全器を通り不純物(PH3等)を除去するために清浄装置に入ります。次に圧縮機によりアセチレンを圧縮し、油分と水分を除去した後、容器中の多孔質物(マス)に浸潤した溶剤(アセトン及びDMF)に加圧溶解させて充填します。

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